古文の文法・単語・敬語・読解 要点の参考書&問題集

古文のツボ

総目次

 

実施中!!
実戦古典文法の確認テストです。いただいたアドレスは、確認テスト以外には使用しません。シンプル、手短かですが、問う内容はハイレベル!気軽に実力を試していってください。

※古文参考書サイト「古文のツボ」について 本サイトは、フットプリンツの現代文/小論文の講座、「2ウェイ メソッド」の受講生の自学のために作成したものですが、受講生以外の方も自由にご利用ください。 講座 ...

 

【入門編 目次】

古文 文法入門1 自立語と付属語
古文 文法入門2 文節
古文 文法入門3 活用形
古文 文法入門4 動詞 活用の種類
古文 文法入門5 動詞 活用の種類の見分け方
古文 文法入門6 形容詞の活用
古文 文法入門7 形容動詞の活用
古文 文法入門8 係り結び(ぞ・なむ・や・か・こそ)
古文 文法入門9 助動詞の活用
古文 文法入門10 助動詞の接続

【中級編 目次】

古文 文法1 活用がまぎらわしい動詞(「かづく」「たのむ」など)
古文 文法2 形容詞・形容動詞の語幹構文(「~を~み」原因理由など)
古文 文法3 動詞・形容詞・形容動詞の音便(ウ音便・撥音便など)
古文 文法4 係り結び(結びの省略・結びの流れ 消滅 消去など)
古文 文法5 受身・尊敬・自発・可能の助動詞「る」「らる」
古文 文法6 使役・尊敬の助動詞「す」「さす」「しむ」
古文 文法7 打消の助動詞「ず」 打消推量の助動詞「じ」
古文 文法8 推量・意志の助動詞「む」「「むず」
古文 文法9 反実仮想の助動詞「まし」
古文 文法10 過去の助動詞「き」「けり」
古文 文法11 希望(願望)の助動詞「まほし」「たし」
古文 文法12 完了・強意の助動詞「つ」「ぬ」
古文 文法13 完了・存続の助動詞「たり」「り」
古文 文法14 推量の助動詞「む」「らむ」「けむ」
古文 文法15 助動詞「らむ」(現在推量/原因推量)
古文 文法16 推定の助動詞「なり」「めり」「らし」
古文 文法17 断定の助動詞「なり」「たり」 比況の助動詞「ごとし」
古文 文法18 推量の助動詞「べし」 打消推量の助動詞「まじ」
古文 文法19 格助詞「の」 接続助詞「ば」「ど・ども」「とも」
古文 文法20 副助詞「だに」「すら」「さへ」(類推・添加など)
古文 文法21 終助詞(希望・願望・反語)「ばや」「もがな」など
古文 文法22 呼応(陳述)の副詞(「いかで」「よも」など)
古文 文法23 「なり」の識別(断定・伝聞推定など)
古文 文法24 「なむ」の識別(助動詞・終助詞・係助詞)
古文 文法25 「に」の識別(断定「なり」連用形/格助詞「に」)
古文 文法26 和歌に関する重要表現(「なくに」など)
古文 敬語1 敬意の方向(尊敬・謙譲・丁寧)
古文 敬語2 まぎらわしい敬語動詞の識別(「給ふ」四段/下二段)
古文 敬語3 皇族の敬語表現 最高(二重)敬語/絶対敬語(奏す・啓す)
古文 敬語4 敬語動詞の敬意の強さ(「おぼす<思し召す」など)
古文 敬語5 敬語動詞を覚えよう!

【上級編 目次】

古文 和歌の修辞1 枕詞・序詞
古文 和歌の修辞2 掛詞・縁語
古文 和歌の評論用語 本・末・腰
古文 読解 和歌の評価(当意即妙)
古文 読解 仏教思想1(因果応報・三世)
古文 読解 仏教思想2(功徳・極楽往生)
古文 読解 物語話型 出家譚(たん)1(出家表現)
古文 読解 物語話型 出家譚(たん)2(病気表現・臨終表現)
古文 読解 物語話型 出家譚(たん)3 (絆(ほだし))
古文 読解 物語話型 歌徳譚(かどくたん)

 

【いちばんはじめに】

「古文のツボ」へようこそ。

これから受験勉強に入ろうとしている高校1、2年生、
いよいよ試験本番に向けて追い込みをかけている高3生、浪人生、
それぞれだと思うのですが、第一志望校は決まっているでしょうか。
まだ第一志望が決まっていない、という受験生は、勉強はしているのでしょうが、それは「受験勉強」ではない。
何かというと、ただの「お勉強」、やったつもりの「つもり」学習をしています。
まずは行きたい大学を決めましょう。
第一志望校が確定したら、そこからが本気の受験勉強です。

みなさんの学校で実施している定期考査は、満点を取ろうと思えば取れる(先生にもよるでしょうが)。
範囲が決まっていて、ある程度出るところもわかっている。
考査に向けて一所懸命にガンバル!まずは考査をしっかりですね。
ただし、考査の試験勉強と同じノリで受験勉強をやろうとすると、とてもじゃないが追いつかない。
範囲はあって無きがごとし、何が出るかはわからない。そのかわり、満点を取る必要などないし、取れるものでもない、必要とされるのは、「ボーダーライン」です。
ボーダー6割なら、4割は捨てられる。配点の高い英語でガツンと点数ひっぱります!だったら国語は5割取ればいい。

わかりますか?

考査と実戦を大きく分けるのは、この「捨てる」感覚です。
第一志望校が決まっていない勉強が、ただの「お勉強」だといったのは、自分に必要とされるボーダーラインがわからない、ウラを返せば、何点捨てられるのかがわからない、満点を取るような勉強をしているということです。範囲も何もわからない定期考査の試験勉強をしているのです。ただ「なんとなく」の「つもり学習」をしていますよ。

真剣勝負の心構えとして、「肉を切らせて骨を断つ」というのがあります。
多少の手傷を負っても、最後に自分が生き残っていれば勝ちなわけです。
「斬られるのがコワイよ~」で、ズバッと斬られる。
だったら、最初から実戦のリングになど上がるべきではないのです。
点数を取れる受験生は、点数を捨てられる受験生でもあります。
「取り」の問題を時間をかけずにパッと点数にしていく。
「これだけ演習してきて、こんな問題見たことないな…」
「どうせ他の受験生もわかんないだろう…」
あっさり点数を捨てていきます。
「これは配点高いぞ。ココはじっくり点数にしよう!」
「取り問題」「捨て問題」で稼いできた時間を、「じっくり問題」、時間さえかければ点数を引っ張れる要約系の問題、記述問題、つまり高配点の問題に注いで点数にしていきます。
これが限られた時間(試験本番までの残り時間であり、数十分の試験時間)で最高のパフォーマンスをたたき出す勉強、すなわち「受験勉強」なのです。

さて、実戦的な学習、受験勉強の第一歩は何でしたか?
①「トリ問題」を時間かけずに点かせぐ、でしたね。
このサイトでは、「中級編」で何が「トリ」なのか、★マークで示しています。出るとわかっているものは徹底的に解説していきます。反対に「重箱のスミ」はほとんど解説していません。そんなものは後まわしです。
これら★マークの重要事項をひととおりやったら、ココからは演習量の勝負に入っていきます。

「受験生、最後の最後は演習量の勝負!」

何だっけ?思い出す!何だっけ?文脈の助けもあって思い出す!
この繰り返しで、「トリ」を時間かけずに取れるようになっていきます。「トリ」を確実に取れるから、「ステ」も時間かけずに捨てられます。
このようにして、①→②→③のサイクルが回り出します。

辞書を引き、文法書を調べ、古文読解1題やるのに60分かかっていた。
「ボーダー7割とればいい、3割は捨てていい」
「ステ」を捨てられるようになると、演習に時間がかからなくなっていきます。
重要事項も「何だっけ?」と言わなくなります。演習をやればやるほど、「やっぱりね」、確認になっていきます。

60分かかっていた演習が、30分になった!

これが何を意味するかわかりますか?
時間がかからなくなった、そのとおりなのですが、演習量が2倍になっているのがわかりますか。さらに1題が20分になったら…。
難関大学に合格していく受験生に共通しているのは、「しり上がり」の曲線を描いて演習量をかせいでいくことです。
「やればやるほど、やる」
その第一歩、「トリ」を確実に取る。
本サイトは、その「トリ」とは何か、受験生のみなさんにお伝えしていきます。

 

 


Copyright© 古文のツボ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.